再生・リサイクルへの
こだわり
再生ドラム缶は、新品に比べてコストパフォーマンスに優れています。
製品価格を抑えるだけでなく、資源の有効活用と廃棄物の削減にも貢献できます。
各工程ごとに手間と時間を惜しまないことが二村産業のこだわりです。
今後も限りある資源を活かすドラム缶の再生・リサイクル事業を通じて社会に貢献していきます。
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再生ドラム缶採用への厳しい選定
お客様から回収したドラム缶を、一つ一つ格付選別します。穴や傷・へこみはないか確認し再生に向けて選定いたします。
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見た目にも美しい合格基準の高い整形技術
・ドラム缶の上下巻締め部分を抑えて、修正。
・ドラム缶の天地板を抑えてから、圧縮空気を注入して胴体の凹凸を修正します。 -
手間と時間を惜しまない徹底した洗浄工程
・ライン投入前に噴射洗浄を行います。
・ドラム缶の中にチェーンを入れて、ドラム缶を回転させながら、油・サビを落とします。
・ドラム缶内部に洗剤を高圧噴射してから、水洗いします。
※アルカリ洗浄4回・水洗い2回・必要に応じて、防錆剤1回 -
各工程で行われる内部点検・検査
・ドラム缶の大栓の中に電球を入れ、ドラム缶内の油・サビ・水分等の状態を検査し、選別します。
・加圧式による方法で漏れを検査します。
・ドラム缶内部の最終検査では、内部の裏側もカメラにて検査。
ドラム缶再生工程
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ドラム缶の選別
回収したドラム缶を、格付選別します。
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残液抜き取り
ドラム缶内の残液を、バキュームで抜き取ります。
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前洗浄
ライン投入前に噴射洗浄を行います。
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チャイム整型
ドラム缶の上下巻締め部分を抑えて、修正します。
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胴整形
ドラム缶の天地板を抑えてから、圧縮空気を注入して胴体の凹凸を修正します。
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内部洗浄/チェーン洗浄
ドラム缶の中にチェーンを入れて、ドラム缶を回転させながら、油・サビを落とします。
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内部洗浄/噴射洗浄
ドラム缶内部に洗剤を高圧噴射してから、内部すすぎ洗い、水洗い蒸気の順で洗浄した後防錆剤を噴射します。
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内部乾燥
高熱の蒸気を注入してから、熱風とバキュームでドラム缶の内部を乾燥させます。
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一次内部検査
ドラム缶の大栓の中に電球を入れ、ドラム缶内の油・サビ・水分等の状態を検査し、天板裏と内部をカメラで確認、選別します。
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内部空気置換
内部湿度を下げ、サビにくくします。
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ショットブラスト
ドラム缶外部の塗装を、0.8ミリの鉄球を用いて剥離します。
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漏れ検査
外部真空音感知式による方法で漏れを検査します。
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外部塗装
ドラム缶外部を、指定色に塗装します。その後、乾燥させます。
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ドライエアー
口金からドライエアーを入れる方法で、ドラム缶の中の湿った空気を入れ替えることにより、結露や水分、サビ等を防ぎます。
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二次内部検査
ドラム缶内部の最終検査を行います。一次内部検査同様、天板裏内部を検査し、確認します。
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口金装着
ドラム缶にお客様の指定の口金を装着します。
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マーキング
お客様指定のマークがある場合は、マークします。
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保管及び出荷
完成したドラム缶を、お客様の指定日にお届けします。