~ドラム缶の基礎知識②~
こんにちは。担当のB’’zです。
前回のドラム缶の基礎知識➀以来、約4か月振りの登場です。
今回はドラム缶の外面塗装について紹介させていただきます。
外面塗装は過去にはお客様からの要望に応えるため多色化の傾向になっていましたが、これでは塗料の削減が難しく、また作業性も低くなるため問題視されておりました。
このため、ドラム缶工業会では外面塗装色を標準的なものへと集約し、14色を標準色として選定しました。
日本ドラム缶更生工業会でも同様に標準色14色の採用を決めており、国内で生産される鋼製ドラム缶は、ドラム缶工業会が選定した14色の塗料であれば、提供が可能となります。
標準色14色の設定以後、塗料の種類が減ったことにより外装塗装作業における作業効率が向上し、このことが溶剤使用量の削減につながりVOC(揮発性有機化合物)の低減に大きく貢献しております。
なお、弊社の人気色ベスト3は1位「ライトグリーン」、2位「グリーン」、3位「ブラック」です。
以上、営業B’’zでした。